群馬”足場の要塞”上信越自動車道のトンネルの上に現れた謎の巨大建造物!【所でナンじゃこりゃ!?】

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こんにちは!キャプテンです!

【所でナンじゃこりゃ!?】で、上信越自動車道のトンネル上に現れた”足場の要塞”のような謎の巨大建造物が紹介されるという事で気になって調べてみました!

その正体は、ドライバーのために始めた世界初のプロジェクトなんだとか!

是非最後までご覧ください!

それでは一緒に見ていきましょう♪

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世界初のプロジェクト”足場の要塞”の正体

1996年に北海道の豊浜トンネル崩落事故という20人の犠牲者を出す痛ましい事故がありました。

工事を行っている上信越は、有数な岩塊がそびえ、妙義山系の所を通過するという事もあったので調査したところ、一部で岩盤のひび割れが見つかりました

現状では、ひび割れの中に土砂などが密着していて安定している状態

しかし、今後の雨風によって風化する現象が起こり、巨大な岩石が落石する恐れがあると分かりました。

今の段階から予防的な観点で岩石を取り除こうという工事となっています。

  • 2013年、岩塊を除去する方針が決定
  • 2017年から工事が開始
  • 2029年4月を目処に工事終了予定

工事用モノレールで現場向かう様子

瓦礫を巨大斜行エレベーターとして採用したインクラインで運搬する様子

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85パターンの施工計画から選定

施工工事請け負った大林組は、施工計画の検討に2年を要しました。

「岩盤を除去する」という目的が決定しているものの、工事の受注時点では施工条件や方法は具体化されませんでした。

施工条件は大きく分けて3つ

  • 高速道路の通行規制条件、
  • 防護条件
  • 周辺の環境条件

その条件の組み合わせは無数にありました。

工事着工に向け、発注者や設計者、有識者委員会などから施工計画への合意を得るために、現場関係者は策定した施工計画以外に84パターンの計画を作成し、その全てについてリスク評価や工期、工費の算定を行った。

試行錯誤を約半年間続け、高速道路の通行規制をできるだけ少なくする、既設構造物を損傷させない、そして仮設備の設置により保安林の地形改変を最小化するという条件を導き出し「安全と工期短縮を両立できる施工計画」を策定。

発注者との合意が形成でき、2017年2月に準備工事に着手し本格的な工事がが開始されました。

総工費は??

総工費はなんと約250億円!!

ちなみに、アベノマスク予算は466億円です。

この工事のような人の役にたつものにお金を充ててほしいですね、、、

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”足場の要塞”がある妙義山系って?

妙義山(みょうぎさん)は、群馬県甘楽郡下仁田町・富岡市・安中市の境界に位置する日本三大奇景の一つとされる山である。いくつものピークから成り、最高峰は表妙義稜線上の相馬岳 (1,103.8m) で、また妙義山系全体の最高峰は裏妙義に聳える谷急山 (1,162.1m) となっている。

Wikipedia

日本三大奇景

  • 耶馬渓 (大分県中津市)
  • 寒霞渓 (小豆島、香川県小豆郡小豆島町)
  • 妙義山 (群馬県甘楽郡下仁田町/富岡市妙義町・安中市松井田町)

奇景って見慣れない言葉ですよね

非常に優れた、珍しい光景のことを指すみたいですね!

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”足場の要塞”の安全性

取り除く際には、「ロックボルト」で緩みを抑え、表面上の落石防止で「金網」を被せます。

本線上にはロックシェッドという防護をしています。

”落石の被害は絶対起こさない”という構えで工事を行っています。

掘削するという人為的に破壊していく行為を繰り返していく中でも、ちょっとした石ころでも絶対に落とさない様に慎重に行っている

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まとめ

上信越自動車道のトンネル上に現れた”足場の要塞”のような謎の巨大建造物が気になって調べてみました!

  • 事故予防として岩石を取り除こうという世界初のプロジェクト
  • 総工費は、約250億円!!
  • 現場付近の妙義山は、日本三大奇景の一つ

最後までご覧いただきありがとうございました。

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